書誌情報

集英社文庫

文明の衝突 下

埋め込みコード(HTML)

※このコードをコピーしてサイトに貼り付けてください

試し読み

あらすじ・概要

文明の衝突こそが来るべき時代の世界平和にとって最大の脅威。世界戦争を防ぐための最も確実な安全装置は、文明に基づいた国際秩序にある――。世界を西欧・中国・日本・イスラム・ヒンドゥー・スラブ・ラテンアメリカ・アフリカの八つの文明に分け、様々な紛争を、異文化間の衝突と捉えた衝撃的仮説。西欧への挑戦を続ける「儒教―イスラム・コネクション」は核拡散の深刻な危機を招くのか? どちら側にも入れない日本は? 世界的な国際政治・戦略学者の著者が、激動する世界の針路を指し示す羅針盤は国際政治論の金字塔として輝き続ける!

第四部 文明の衝突
第八章 西欧とその他の国々:異文化間の問題点
第九章 諸文明のグローバル・ポリティックス
第十章 転機となる戦争から断層線の戦争まで
第十一章 フォルト・ライン戦争の原動力
第五部 文明の未来
第十二章 西欧とさまざまな文明と単数形の文明
訳者あとがき