書誌情報
集英社学芸単行本
料理家 村上祥子式 食べて生きのびる 食べ力
著者
あらすじ・概要
何歳になっても、自分で料理して食べて生きていく!
キャリア50年の料理家が提案するレシピ未満の簡単ごはん
前作『料理家 村上祥子式 78歳のひとり暮らし ちゃんと食べる! 好きなことをする!』から4年。82歳となった著者は、日々、料理教室の主催、料理本の撮影、講演会の講師、テレビ番組への出演と精力的に活動を続けています。一方で、大腿骨骨折による入院や歯の不調など、体のトラブルにも見舞われ、体力の衰えを感じるようになりました。
書籍や新聞連載を読んで問い合わせをしてくる人に、自分と同年代かそれ以上の高齢者が増えてきて、「料理初心者のシニアや、体力・気力が落ちて料理をするのがしんどくなった人たち向けの簡単な食べ方アイデアが求められている」ことを実感した著者。
「生きている流れを止めないために、簡単でもいいから1日3食、食事を準備し食べ続けていく」食べ力の大切さを伝えます。
●目次
今いちばん伝えたいのは「何はともあれ食べること」
村上祥子のリアルな1日3食をお目にかけます
村上式朝食 村上式昼食 村上式夕食
簡単ディップ 簡単おやつ 自家製栄養ドリンク
第一章 何歳になっても「食べ力」を持つ
第二章 体の不調とつき合っていく
第三章 料理家・村上祥子の現在形
第四章 「元気」の素! 福岡の料理教室
●著者について
村上祥子 Sachiko Murakami
料理研究家、管理栄養士、福岡女子大学客員教授。1985年より福岡女子大学で栄養指導講座を担当。治療食の開発で、油控えめで1人分でも短時間でおいしく調理できる電子レンジに着目。以来、研鑽を重ね、電子レンジ調理の第一人者になる。これまでに手がけた著書は500冊以上。
今いちばん伝えたいのは、「何はともあれ食べること」
村上祥子82歳のリアルな1日3食をお目にかけます
村上式 朝の定番食材9
村上式朝食
村上式昼食
村上式夕食
簡単ディップ
簡単おやつ
自家製栄養ドリンク
はじめに
第一章 何歳になっても「食べ力(R)」を持つ
その場がなんとかしのげればいい「おひとりさまの簡単自炊」
生きている流れを止めないために、食べ続ける
電子レンジで毎食「でき立て」料理を
「食べ力」を持って生きる
サルコペニアとフレイル
フレイルとサルコペニアの予防にはまず「たんぱく質」
たんぱく質ちょい足し
炭水化物を軽視してはいけない
発芽玄米はやっぱりいい
村上式「朝たん」×2
赤黄緑の「3色食品群」を基本にする
3色を自分流で取り入れる
たんぱく質と野菜は「ひとり鍋」でクリア
第二章 体の不調とつき合っていく
不調対策には
にんにくパワーは素晴らしい
食が細くなってきたら「間食」をこまめに摂る
飲み込みづらいと感じるときは、小さく切るだけの「ひとくち食」を
歯のトラブルとは、40年以上のつき合い
骨量が年齢相応に
第三章 料理家・村上祥子の現在形
かっこよく生きたい
夫との別れから10年 今は自由になりました
わくわくする素材
テレビ出演、とんぼ返りで東京へ
ムラカミ流仕事術
自分のためにお金を使う
旧友とのつき合い
死について
第四章 元気の素!福岡の「料理教室」
最初の料理教室
日々、更新
お互いに、元気をチャージ!
すべての質問に答えます
生徒さんから見た私、「村上先生」とは
おわりに