書誌情報
集英社ノンフィクション
「何者」かになりたい 自分のストーリーを生きる
著者
あらすじ・概要
革命的クリエイターが、9人の新時代のリーダーたちと、令和を生きる難しさと苦悩、それを乗り越え、成長するヒントを求めた「対話」の時間――。広告界の風雲児と称賛され、「変化と挑戦」を合言葉に令和を疾走する三浦崇宏。怖いものなしで突き進むかのように見える三浦だが、時に悩み、立ち止まることもある。そして、そんな苦悩を乗り越え、成長していくために必要なことは「人との対話」であると言う。SNSにおけるフォロワー数や拡散といった影響力の比べ合いと、メディアとSNSによる炎上文化のせいで「大物にはなりたくないが、何者かにはなりたい」と多くの人が願うようになった。本書では、令和という新時代の気分を体現化するかのような、この中途半端な欲望の正体を探り、変化する社会のもと、それでも「何者かになりたい」と悩む人々に歩み寄る。そのために三浦は「対談」という形式を選び、新時代のリーダーともいうべき9人と対話の時間を持った。「何をしていいかわからない、でも、何かしたければなんでもできる時代に生きている」――令和は素敵な時代だ。(あとがきより)対談相手(くつざわ、山内奏人、佐渡島庸平、カツセマサヒコ、正能茉優、郭晃彰、龍崎翔子、ゆうこす、糸井重里〈登場順〉)
Prologue 人間はみんな弱い。では強くなることは本当に大切なのか?
Chapter1 若いうちから「何者」かになりたいと思ってるなら ×くつざわ
Chapter2 「何者」かになるために必要なのは「才能」なのか ×山内奏人
Chapter3 自分の人生をストーリーにする ×佐渡島庸平
Chapter4 日常はドラマチックじゃないなんて誰が言った? ×カツセマサヒコ
Column どんな時代も生きていける人になろう
Chapter5 一流とは? フロー型人材とストック型人材 ×正能茉優
Chapter6 社会のバグになってはいけない ×郭 晃彰
Chapter7 もう、意味の分かんない飯は食わなくたって、いい仕事は成り立つ ×龍崎翔子
特別対談 恋愛ってずっと難しいよ ×ゆうこす
めずらしく広告の話 「ほんとのことを言わないと苦しい」って分かった(三浦) ×糸井重里
Epilogue あとがき