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集英社インターナショナル

「死」を考える(集英社インターナショナル)

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あらすじ・概要

孤独死、絶望死、病死、事故死、自死、他殺……死を恐れる感情はどこから来るのか? 人は必ず死ぬ。だからこそ、人は「どう生きるべきか」を、みな考えている。人は死ぬとどうなるのか、なぜ死者を悼むのか、寿命を伸ばすことは可能なのか、日本と諸外国との死生観の違い。医学・哲学・倫理・葬儀・墓・遺品整理・芸術・生物学・霊柩車・死刑制度などの専門家に、死への「正しい接し方」を聞く。

養老孟司「ヨーロッパの墓を巡って思うこと」
香川知晶「命をめぐる倫理的問題」
鵜飼秀徳「日本人の供養心」
内澤旬子「屠ること、食べること」
宮崎 学「死が生を支えている」
永田憲史「死刑制度を知る」
小林武彦「生物の死と老い」
石 弘之「アフリカの感染症と死」
岩瀬博太郎「法医解剖の現実」
今泉忠明「動物たちの死」
小池寿子「『死の舞踏』を見る」
中村圭志「『死後の世界』の古今東西」
井出 明「悲しみの記憶を巡る旅」
山本聡美「九相図を見る」
坂上和弘「ミイラは語る」
安村敏信「幽霊画を見る」
安田 登「『能』にみる日本人の死生観」
山田慎也「日本における葬儀の歴史」
長江曜子「世界のお墓文化」
小谷みどり「現代日本のお墓事情」
町田 忍「霊柩車考」
小笠原文雄「在宅看取りの実際」
古田雄介「デジタル遺品を考える」
木村利惠「国際霊柩送還という仕事」
坂口幸弘「死別後の悲嘆とグリーフケア」
横尾将臣「遺品整理の現場から見る孤独死」
田中幸子「遺族として自死に向き合う」
武田 至「火葬場の現在」