書誌情報
集英社インターナショナル
「プランB」の教科書(インターナショナル新書)
著者
あらすじ・概要
コロナ禍、ウクライナ侵攻、原油高、台湾海峡の緊張――世界は、日本はまさに予測不可能な時代に突入した。そこで重要になるのは、状況の変化に即応するための「プランB」だ。だが日本の組織は「既定の方針」にしがみつき、それを改めることに躊躇してしまう。その代表例がコロナの水際対策であり、また東京オリンピックの強行開催であった。いったいなぜ日本の政府は、企業はプランBを実行できないのか? そしてその真の原因はどこにあるのか? 「滅びる組織の病理」を鋭く抉る、サバイバルのための実践的経営学。予測不可能な現代を生き延びるための「危機の時代の経営学」決定版、登場。冨山和彦氏【経営共創基盤(IGPI)グループ会長】、藤野英人氏【レオス・キャピタルワークス 会長兼社長】が「人生の解像度が上がる本」と絶賛!
はじめに――「完璧な」プランなど存在しない
第一章 「想定外の時代」に生きるために
第二章 あらゆる「プラン」は修正を迫られる
第三章 「プランB」はなぜ発動できないのか
第四章 「悪魔の代弁者」の助けを借りる
第五章 アイデア集約と実行のための仕組みを作る
第六章 AIには不可能な「課題発見」スキル
第七章 集団思考を打破する「説得術」