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わたなべまさこ名作集 ホラー・サスペンス編 17 幻の夏 牡丹灯籠より 前編

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著者

著者:わたなべまさこ

あらすじ・概要

宝暦11年――江戸のとある寺の境内で出会い、ひと目で恋に落ちた新三郎とお露。しかし飯島家のひとり娘であるお露に縁談が持ち上がり、父の妾となり財産を狙うお国は、密通する源次郎と共謀しお露と乳母のお米の殺害を謀る。愛する者の死を知り悲しみに暮れる新三郎だがある夜、お米を伴いお露が現れ偽りの死であったと告げられる。再会を果たした二人は夜ごと逢瀬を重ねるが、次第に新三郎は衰弱していき…。三遊亭圓朝の「牡丹灯籠」をもとに、少女漫画界の巨匠・わたなべまさこが描き出す女の深い情念を描いた怪談物語の傑作。

カバー 1
目次 4
幻の夏 牡丹灯籠より 前編 5
奥付 202