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ファーブル昆虫記 (7)アリやハエのはたらき

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著者

著者:ジャン・アンリ・ファーブル訳・解説:奥本 大三郎標本画・漫画:見山 博

あらすじ・概要

『ジュニア版ファーブル昆虫記』 全8巻 産経児童出版文化賞受賞

対象年齢小学生から

ファーブルが教えてくれる“小さな生命の大きな役割、自然を愛することの大切さ"

『昆虫記』は、フランスの昆虫学者ファーブルが、一生かけて書いた、昆虫の観察記録とその思い出です。南フランスの山の中にうまれたファーブルは、都会に出て苦労しますが、一人で学問を身につけ、ついにこの大きな仕事を完成します。苦しいときにもファーブルをはげまし、元気づけたのは、大自然の調和の中で生まれつきのすばらしいくふうによって生きている昆虫たちの魅力と、家族の愛でした。『昆虫記』は、自分がほんとうにすきなことの価値を信じて、力をつくした人と、わたしたちをとりまく自然の物語です。奥本大三郎(訳・解説)

「ジュニア版ファーブル昆虫記」は、フランスの昆虫学者ファーブルが書いた「昆虫記」を編みなおしたものです。奥本大三郎氏が翻訳し、小学生にも理解できるよう脚注と解説を付け加えました。見山博氏による昆虫標本画・マンガ・イラストも満載。安野光雅氏による美しい装丁と、昆虫写真家海野和男氏の迫力ある生態写真も多数掲載。また、各巻末には読み物として面白い解説などを収録しております。


7巻内容「アリやハエのはたらき」

「水の中で、小さな生命がうまれ、さかんにかつやくしている。まるで、一つの宇宙のようだ。小さな貝のうずまきは、星雲に見える。こんな水中の世界のことを、ゆっくり研究できたら、どんなにたのしいことだろう。」(ファーブルの言葉)

●「ハエがいなくなったら地球はどうなる?」 一度通った道を必ずたどって巣に帰るアリの行進。自然を清め、新しい生命をうみだす、アブやハエの役割。ファーブル家の飼いネコ、ジョーネの家出物語。

【目次】
1 ネコの大旅行
2 ヌリハナバチの帰巣本能
3 アカサムライアリの道しるべ
4 ツリアブ幼虫の死のキス
5 キンバエの消化力
6 幼虫をうみつけるニクバエ
7 ニクバエの天敵、エンマムシ
8 ハエを狩るハナダカバチ
9 生きている無限