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文学全集
完訳ファーブル昆虫記 第6巻 下
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あらすじ・概要
いつまでもくるくる回り続けるケムシの集団
日本人にもおなじみのコオロギ登場。雄が鳴く仕組みを克明に観察します。次いでバッタが登場。完璧な羽化の瞬間を観察するところは感動的です。そして回り続けるケムシの面白い実験には笑います。
【目次】
13章 イナカコオロギ――巣穴と幼虫の孵化
(標本図・イナカコオロギ)
14章 イナカコオロギの歌――コオロギの仲間の発音と交尾
15章 バッタ――野原での役割と、その鳴き声
16章 バッタの産卵――地中に産みつけられる卵鞘
17章 バッタの羽化――小さな虫の完璧さ
(標本図・トノサマバッタ)
18章 マツノギョウレツケムシ――真珠のような卵と幼虫の孵化
(標本図・マツノギョウレツケムシと巣)
19章 マツノギョウレツケムシの巣――理想的な共同生活
20章 マツノギョウレツケムシの行進――植木鉢の縁を回り続ける行列
21章 マツノギョウレツケムシの天気予報――天候の急変を予感する毛虫
22章 マツノギョウレツケムシの羽化――地中で蛹になり、地表で翅を伸ばす
(標本図・マツノギョウレツケムシガ)
23章 マツノギョウレツケムシの刺毛――毒を抽出して皮膚に塗る
24章 ヤマモモモドキにつく毛虫――毒の効き方になぜ差があるのか
(標本図・ヤマモモモドキの毛虫と成虫)
25章 昆虫の毒――毒の由来とその意味