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集英社オレンジ文庫
新米占い師はそこそこ当てる
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あらすじ・概要
英国人の占い師を祖母にもつ萌香は、幼い頃から占いの才能があった。だが、その占いのせいで周囲とうまくいかなくなった過去あり、高校生になった現在は占いを封印していた。
ある日、家に帰ると祖母の占い客らしい女性がやって来て、どうしても占いをしてほしいという。
薫子と名乗ったその女性は調査会社を運営していると言い、請負中の捜しものの依頼を達成できなければ「年上の男に売られて嫁という名の家政婦」になってしまうという。
折悪しく祖母は英国に一時帰省中。なりゆきから萌香が占うことになるのだけど、その結果はどうにも見当外れに思えるピント外れなもので……。
当たっているけど分かりにくい、そんな占いで人助けはできるのか?