書誌情報
集英社オレンジ文庫
異人館画廊星灯る夜をきみに捧ぐ
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著者
あらすじ・概要
大ヒット美術ミステリー『異人館画廊』
第一部・完結!
千景が日本に帰国してはじめてのクリスマスが訪れようとしている――。
昔は苦手だったクリスマスも『異人館画廊』に集う面々との交流から、まったく違う風景に感じられる。
千景を笑顔で迎えてくれる人がいるからだ。
一方で、千景は英国時代の師であるヘイワード教授から博士論文を勧められていた。
それは再びの渡英を意味していて……。
そんななか不可解な強盗事件に、呪われた絵画が関わっているらしいと京一から相談を受けた千景と透磨は、
やがてカラヴァッジョに憑りつかれるように魅せられた男と、父との軋轢に苦しみ続けた女の奇妙な接点に気づく。
見る者の心揺さぶるアウトサイダー・アートの謎を追う中で、千景が見つけた自身の過去と未来を照らす「答え」とは――?