集英社の本

雑誌

書籍

コミックス

書誌情報

集英社新書

続・韓国カルチャー描かれた「歴史」と社会の変化

ご購入

ネット書店で注文する

※書店により取り扱いがない場合がございます。

著者

著者:伊東 順子

あらすじ・概要

前著『韓国カルチャー 隣人の素顔と現在』に続く待望の第二弾。
本著では「歴史」に重点を置き、韓国社会の変化を考察する!

本書で取り上げる作品は『今、私たちの学校は…』『未成年裁判』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『ブラザーフッド』『スウィング・キッズ』『リトル・フォレスト 春夏秋冬』『子猫をお願い』『シークレット・サンシャイン』『私たちのブルース』『シスターズ』『D.P.−脱走兵追跡官−』『猫たちのアパートメント』『はちどり』『別れる決心』など。
Netflix配信で世界的に人気となったドラマからカンヌ国際映画祭受賞作品まで、全25作品以上を掲載。

【主な内容】
韓国と日本の教育制度の違い、部活動も大学入試のため
韓国人が考える、「大人の責任」とは?
韓国での「オルン(大人)」の意味
ソウルの南北問題――江南と江北
韓国映画における女性監督の草分け、イム・スルレとはどんな人なのか
子猫がリードした「ワラナコ運動」
映画『サバハ』が描いた、韓国のカルト宗教
韓国人にも難しい済州島の言葉
済州島のアイデンティティ、「サムチュン」とは?
入隊したBTSのJIN
出演者たちにも軍生活のトラウマが…… 
富裕層はなぜ江南に引っ越したか? 
パク・チャヌクが主題歌『霧』にこだわった理由

【著者プロフィール】
伊東順子(いとう・じゅんこ)
ライター、編集・翻訳業。愛知県生まれ。1990年に渡韓。ソウルで企画・翻訳オフィスを運営。著書に『韓国カルチャー 隣人の素顔と現在』(集英社新書)、『ピビンバの国の女性たち』(講談社文庫)、『韓国 現地からの報告――セウォル号事件から文在寅政権まで』(ちくま新書)等。訳書に『搾取都市、ソウル――韓国最底辺住宅街の人びと』(イ・ヘミ著、筑摩書房)等。2017年に同人雑誌『中くらいの友だち――韓くに手帖』(皓星社)を創刊。