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集英社文庫(日本)
小説禁止令に賛同する
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あらすじ・概要
表現の自由が脅かされつつある現代に警鐘を鳴らす、近未来ディストピア小説
2036年、亜細亜連合の新■■局は『小説禁止令』を発布していた。作家の"わたし"は、独房の中で小冊子『やすらか』への寄稿を開始。その随筆では、いかに小説が噓八百か、なぜ禁止令に賛同するのか、実在の作家や作品を例に挙げて検証が進んでゆく。しかしそこに突如、架空の作品が現れて──。作者の真の意図とは。表現の自由が脅かされつつある現代に警鐘を鳴らす、近未来ディストピア小説。