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小説/戯曲
自由なサメと人間たちの夢
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あらすじ・概要
クズばっかりの世界に差し込む、ひとすじの光――。
2015年に小説すばる新人賞を受賞した注目作家の、受賞後第一作。
“さて、私は死にたい。本当に死にたい。心の底から死にたい。"
リストカットを繰り返す女が、入院先の病院で決意する「最後の日」の顛末とは?「ラスト・デイ」。冴えない男が事故で腕を切断。新型の義手で人生を一発逆転する力を手に入れ――「ロボット・アーム」。メンヘラ気味のキャバ嬢のたったひとつの生きがいは、「サメを飼う」という目標だった――「サメの話」。
痛快な毒気をはらんだ物語センスが炸裂! 全七編の新感覚短編集。
【著者略歴】
渡辺優(わたなべ・ゆう)
1987年宮城県仙台市生まれ、仙台市在住。大学卒業後、契約社員として働きながら小説を執筆し、2015年に「ラメルノエリキサ」で第28回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。