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小説/戯曲
TAS特別師弟捜査員
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あらすじ・概要
学園一のアイドルが死んだ。事故か、自殺か、それとも事件か――。
中山七里が新たに仕掛ける、バディ×学園ミステリ!
「ねえ。慎也くん、放課後ヒマだったりする?」楓から突然声をかけられた慎也は驚いた。楓は学園のアイドルで、自分とは何の接点もないからだ。用件を言わず立ち去る楓を不審に思いながらも、声をかけられたことで慎也の胸は高鳴っていた。彼女が校舎の3階から転落死するまでは――。事故か、自殺か、それとも事件か。学校は騒然となるが、さらに彼女が麻薬常習者だったという噂が流れる。学校での警察の聞き取り調査が始まった。そこに現れたのは、慎也の従兄弟で刑事の公彦。公彦は、転落死の真相を探るため、教育実習生として学園に潜入することを決める。公彦と慎也は力を合わせて事件を解決できるのか――。そして、なぜ楓は、慎也を呼び出したのか――。予想だにしない結末が二人を待ち受ける。
【著者略歴】
中山七里(なかやま・しちり)
1961年生まれ、岐阜県出身。2009年『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい! 」大賞を受賞。そのほかに『贖罪の奏鳴曲』『テミスの剣』『ヒポクラテスの誓い』『ネメシスの使者』『ワルツを踊ろう』『逃亡刑事』『護られなかった者たちへ』『連続殺人鬼カエル男ふたたび』など著書多数。
小説すばる掲載