随筆/ノンフィクション/他
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2014年12月5日発売
1,320円(税込)
新書判/184ページ
ISBN:978-4-08-771588-0
※書店により取り扱いがない場合がございます。
著者:宮本 輝
「なにがどうなろうと、たいしたことはありゃあせん」その父の言葉に、いつも励まされて生きてきた。今まで語られることの無かった異父兄との邂逅を描く「兄」。シルクロードへの旅にまつわる回想「星雲」。小説『優駿』執筆当時の不思議な経験を描く「殺し馬券」。ある老人の死に黙考する「消滅せず」など、命の力を信じ、生の深遠を見つめる14篇のエッセイ集。80年代に出版された『二十歳の火影』、『命の器』などの名随筆の系譜を継ぎ、満を持して書かれたエッセイ集。大人のための滋味あふれる一冊です。