文学全集
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2016年4月5日発売
2,420円(税込)
四六判/396ページ
ISBN:978-4-08-781587-0
※書店により取り扱いがない場合がございます。
著者:渡辺 淳一
「渡辺淳一恋愛小説セレクション」第2巻。雪の阿寒湖で、18歳という若さで自殺を遂げた時任純子。「天才少女画家」として、画壇で注目を集めた早熟な純子はなぜ死を選ばなければならなかったのか――高校の同級生だった彼女に翻弄された作家が、死後20年を経て彼女と関係のあった4人の男と、純子の姉を訪ねてその真相に迫ろうとする。私小説的要素の濃い、渡辺文学の原点とも言える恋愛小説の傑作。解説は著者と親交の深かった作家・小池真理子。