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随筆/ノンフィクション/他
トンネルの向こうへ「あと一日だけがんばる」無謀な夢を追い続けた日々
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あらすじ・概要
大坂なおみの母が明かす、自由を求めて故郷を飛び出してから、なおみがチャンピオンになるまで。喜び、その後の苦悩、そして今ふみだそうとする、新たなスタート。
「自由に生きたい!」北海道の保守的な家庭を飛び出し、駆け落ち同然でハイチ系アメリカ人と結婚。二人の娘たちがまだ幼い頃、「ウィリアムズ姉妹のようなトップのプロテニス選手にしたい!」夫がひらめいたときから、一家四人の過酷な旅が始まった。頼る人もなく、テニス業界についての知識もなく、お金もない中で、今日一日、あともう一日、と“光の見えないトンネル”を走り続けた。努力が実を結び、なおみがチャンピオンに。喜びのあとにおとずれた、とまどい、不安。悩んだ末に、また歩き出した今の思いを綴る。
●目次より
第1章 はじまり
第2章 自由を求め続けた根室~札幌時代
第3章 ニューヨークで本格始動
第4章 突然のフロリダ行き
第5章 私流の食事サポート
第6章 なおみ、チャンピオンへの道
【著者略歴】
北海道根室市生まれ。北星学園女子短期大学実践英語科卒業。札幌市の金融機関に勤務。24歳のとき、ハイチ系アメリカ人と結婚。大阪で5年ほど生活し、その間、二人の娘(まりとなおみ)を出産。娘たちをプロのテニス選手に育てるという目標のもと、アメリカに移住。ニューヨーク、その後転居したマイアミで日系企業に勤務しながら娘たちの練習、体づくり、遠征の準備など、選手生活をサポートしてきた。現在はフロリダ在住。