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小説/戯曲
昭和40年男~オリンポスの家族~
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あらすじ・概要
金メダルを目指した元体操選手が主夫に転身!?
新時代〈令和〉に響く、家族の絆
昭和40年生まれの元体操日本代表選手・山田三男は、大手スポーツメーカーに勤め家計を支える妻・莉乃、
新体操選手として活躍する長女・美岬、注目を集める美人の姉にコンプレックスを抱く次女・千春、
そんな三者を優しく見守りながら、毎日主夫業をこなしている。
三男は自分が果たせなかったオリンピックの夢を娘に託すのだが──
家族小説の名手・佐川光晴が綴る、〈昭和・平成〉の香りと〈オリンピック〉が融合した、新しい家族小説!
佐川光晴(さがわ・みつはる)
1965年東京都生まれ、茅ヶ崎育ち。北海道大学法学部卒業。
2000年「生活の設計」で第32回新潮新人賞受賞。02年『縮んだ愛』で第24回野間文芸新人賞受賞。
11年『おれのおばさん』で第26回坪田譲治文学賞受賞。19年『駒音高く』で第31回将棋ペンクラブ大賞〔文芸部門〕優秀賞受賞。
小説に『生活の設計』『ジャムの空壜』『静かな夜』『おれたちの青空』『おれたちの約束』『おれたちの故郷』『大きくなる日』等、
エッセイに『牛を屠る』『主夫になろうよ!』『おいしい育児』等がある。
○目次
第一話 じゃりン子チエは神
第二話 星一徹の涙
第三話 百恵ちゃんフォーエバー