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魔弾の王と戦姫 第6章―凶星目覚める―
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あらすじ・概要
ムオジネル王国の王弟クレイシュ=シャヒーン=バラミールが、十五万の軍勢を率いてブリューヌ王国に侵攻した。ムオジネル軍は港町群を次々に攻略して橋頭堡を築くと、王都ニースを攻めるべく北上を開始する。月光の騎士軍を率いるティグルは、クレイシュを討つために決死の策を敢行するのだった。 一方、ジスタートでは、戦姫ヴァレンティナが己の野望の実現のために、ひとりの男を目覚めさせようとしていた。彼の名はルスラン。ヴィクトール王の息子で、次代の王と目されていたが、八年前に心を病んで神殿に幽閉されていたのである……。