書誌情報
集英社新書
プログラミング思考のレッスン 「私」を有能な演算装置にする
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著者
あらすじ・概要
認知科学の分野で「噺家の熟達化」を探究してきた落語研究家は、心理実験に加えて数理的アプローチによる数値実験という新たな武器を手に入れた。その気鋭の研究者が、コンピュータを自在に動かすプログラミング思考の発想を使いこなして、自らの思考を整理し、わずかな労力で作業効率を格段に高める極意を伝授する。本書が提唱するのは、二度手間、三度手間をあらかじめ防いでしまう順次処理、日常に潜むルーティンから時間を生み出す反復敏感性、そしてわずかな操作で多くの手間を省く条件分岐という三原則が、創造的問題解決にも活用できるという、文理を自在に行き来する著者ならではの思考術だ。情報過剰時代の荒波をたくましく乗りこなすための実践書!
序章 「しくむ私」の発想法
第一章 プログラミング思考の射程
第二章 プログラミングの発想法
第三章 自分を演算装置にして問題を解決する
第四章 「しくむ私」が織り込まれた環境を作る
おわりに