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集英社新書
花ちゃんのサラダ 昭和の思い出日記
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あらすじ・概要
高度経済成長華やかなりし頃、少年が幼少期を過ごした東京には、郷愁あふれる景色が広がっていた……。幻想文学の鬼才、怪奇小説の名訳者として知られる著者が幼い日に見た情景とは? 懐かしいメニューの数々をきっかけに、在りし日の風景をノスタルジー豊かに描き出す。お子様ランチに興奮した三越の食堂、着流しで悠々と街を歩く祖父の姿、そして浅草の遊園地で一緒に遊んだねえやさんとの日々。独自の文体で描いた南條商店版『銀の匙』。
まえがき
花ちゃんのサラダ
花ちゃんのお勝手
きみよし焼き
ひさご通り
日本橋の「スエヒロ」
オブラート
かりんとう
「へいはち」考
金魚の糞
おすもじ
三越の食堂
カリーライス
三笠会館の唐揚げ
鯛めし
あとがき
謝辞