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集英社新書
落合博満論
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あらすじ・概要
2011年、圧倒的な実績を残しながらプロ野球界を去った落合博満。噂された球団との確執や過度の拝金主義といったイメージとは裏腹に今もなお、シーズンオフには落合待望論がまことしやかに語られる。孤高の天才打者にして名監督、その魅力の淵源は何処にあるのか? 2019年シーズン中には、球界を代表するスラッガー山川穂高が落合に教えを乞うた。山川の姿によって再び火がついた作家は、さらに、さらにという思いで落合の諸相を訪ね歩く。対談、俳句、エッセイ……至高の野球人を味わい尽くす一冊。
序章 山川穂高、三冠王に教えを乞う
第一章 【対談】群れないスタンスに憧れて ――『あいうえ おちあいくん』を描いた絵本作家・武田美穂
第二章 思い出の落合博満 ねじめ正一のエッセイから
第三章 【対談】野球談義は塁上からベンチへ ――落合博満を追って巨人を飛びだした男・川相昌弘
第四章 一九七四年の落合博満 東芝府中硬式野球部時代
第五章 山川ウオッチャー、落合記念館を訪ねる ――ねじめ正一、太地町へ
第六章 落合を囲む人たち ――女優、大打者を俳句に詠む
終章 落合博満の気配