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集英社新書
EPICソニーとその時代
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あらすじ・概要
「80年代」と書いて、「EPICソニー」と読む――。先進的な音楽性により80年代の音楽シーンを席捲したレコード会社「EPICソニー」。レーベルの個性が見えにくい日本の音楽業界の中で、なぜEPICだけがひと際異彩を放つレーベルとして君臨できたのか? そして、なぜその煌めきは失われていったのか? 佐野元春《SOMEDAY》、渡辺美里《My Revolution》、ドリカム《うれしはずかし朝帰り》など名曲の数々を分析する中でレーベルの特異性はもちろん、当時の音楽シーンや「80年代」の時代性が浮かび上がっていく。佐野元春ロングインタビュー収録。
はじめに――EPICソニーから遠く離れて
第一章 EPICソニーの「音楽」《1.SOMEDAY~いつか、EPICソニーが(1979~1984)/2.My Revolution~EPICソニーが起こした革命(1985~1987)/3.笑顔の行方~EPICソニーの向かう先(1988~1990)》
第二章 EPICソニーの「時代」《1.EPICソニーの「歴史」/2.EPICソニーの「意味」》
第三章 EPICソニーの「人」《1.小坂洋二インタビュー/2.佐野元春インタビュー》
おわりに――EPICソニーをきちんと葬り去るために