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ウクライナ侵攻とグローバル・サウス

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著者

著:別府正一郎

あらすじ・概要

ロシアによるウクライナ侵攻。
この暴挙は明らかな侵略戦争にもかかわらず、アフリカやアジアなどのグローバル・サウス諸国の一部は、ロシアに対して明確な非難姿勢を見せず、欧米と一線を画す態度をみせている。
この分断は、グローバル・サウスのグローバル・ノースに対する不信感、さらには植民地主義時代から始まった西洋の軍事、経済による世界支配の終焉の表れなのではないだろうか。
ウクライナ戦争が浮き彫りにした、この大きな歴史的うねり・変化の深層を、ウクライナの戦場とアフリカ諸国の現地ルポを通して、NHK記者が立体的に描き出す。

はじめに かみ合わない世界で
第1章 常任理事国の暴挙
第2章 対話が通じない相手
第3章 苦悩する国連
第4章 広がる食糧危機
第5章 暗躍する傭兵
第6章 イラクとウクライナ
第7章 母親の涙
第8章 情報戦
第9章 徹底抗戦
第10章 欧米がそこまで憎いのか
第11章 グローバル・サウスをめぐる外交
第12章 より偉大な何かを求めて
第13章 真っ暗な首都で
おわりに ひまわりは枯れたけれども
あとがき