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集英社新書
「おりる」思想 無駄にしんどい世の中だから
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著者
あらすじ・概要
生きるために、なぜ我々はこんなにも頑張らなければならないのか?
大学に馴染めず、ひきこもり生活を送った著者は、この問いの答えを求め、「何もしない」ことを目的に1年間スペインに滞在。
帰国後、無職のまま、日本社会を包み込む生きづらさの原因を、映画『プーと大人になった僕』『パディントン』、『バトル・ロワイヤル』『仁義なき戦い』シリーズなどの深作欣二作品、『安心引きこもりライフ』『みちくさ日記』『ナリワイをつくる――人生を盗まれない働き方』などの書籍・漫画、そして作家・朝井リョウの小説などをもとに解き明かしていく。
競争に勝って生き残らなければならないと「思い込み」、しんどい思いをしている人へ、自分らしい生き方を送るために「おりる」ことを提案した一冊。
はじめに
第1部 「おりる」というアイデア(第1章 「成長物語」を終わらせにきた、クマたち
第2章 ぼくたちは生き残らなければいけないのか
第3章 ちゃんと「おりる」思想)
第2部 そう簡単におりられるのか?(第4章 「好き」か「世界」か)
おわりに
あとがき
引用文献(登場順)