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集英社新書
秘密資料で読み解く 激動の韓国政治史
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著者
あらすじ・概要
盧武鉉政権時代の2004年、軍事独裁政権下で起こった不可解な事件を調査する「国家情報院過去事件真実糾明発展委員会(真実委)」が設置され、情報部(KCIA)の秘密資料の調査や、当時の関係者へのヒアリングなどから、金大中拉致事件、大韓航空機爆破事件などに政府がどう関わっていたか、その真相が明らかになった。この資料に加え、文献・史実、さらには著者自身が金泳三、金大中と直に交流した実体験も交え、朴正煕大統領暗殺事件、光州事件、ラングーン事件、東亜日報記者拷問事件…など、民主化を勝ち取るまでの激動の韓国現代政治史を、表と裏から振り返る。
はじめに
第1章 朴正煕軍事独裁政権の終焉
第2章 全斗煥新軍部政権の登場
第3章 軍政延長の盧泰愚政権――民政への移行期
第4章 軍政から民政への政権交代
終章 新しい日韓関係の構築をめざして
おわりに