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集英社新書
ナチズム前夜 ワイマル共和国と政治的暴力
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著者
あらすじ・概要
これは、「遠い昔」や「遠い場所」の話ではない。なぜ、あの独裁者の台頭を許してしまったのか――。本書は当時、ドイツの街頭や酒場で起きていた「暴力」に着目し、それが共和国の政治や社会を蝕んでいった過程をひもとくことで答えを探る。ナチスの支配が、あるとき突然発生したわけではないことを明らかにする画期的な一冊。
序章 ワイマル共和国と政治的暴力
第一章 暴力で始まった共和国――共和国前期の政治
第二章 街頭に出ていく政治
第三章 市中化する政治的暴力
第四章 頻発化する政治的暴力
第五章 日常化する政治的暴力
第六章 ワイマル共和国の終焉
終 章 「ワイマル共和国」を考える
あとがき