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集英社文庫
我は、おばさん
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あらすじ・概要
「おばさん」という言葉は、どうしてこんなにネガティブな響きを持つようになってしまったのか。『更級日記』、『若草日記』から『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、『ポーの一族』、『82年生まれ、キム・ジヨン』にいたるまで、文学・マンガ・映画など古今東西の名作をひもとき、ポジティブに「おばさん」を再定義し、その呼び名を自分たちの手に取り戻すカルチャー・エッセイ。すべての女性が謙遜も自虐もせず、自由に生きていくための指針となる一冊。ジェーン・スーさんとの特別対談も収録!
はじめに
第一部 未来を向いて生きる中年
おばさんは、どこへ消えた?
贈り物が結ぶ斜めの関係
第二部 母とは異なる価値観の提示
自由を生きる非・おかあさん
遠くから届く身勝手な愛
よその子と川の字に横たわる
第三部 少女でもなく、老婆でもなく
世界の窓はテレビの中に
かわいいおばあちゃんになりたい?
男と女と男おばさん
第四部 社会の中に居場所を作る
新しい共同体は姨捨山の向こうに
働くこと、教えること、自由になること
第五部 おばさんになる方法
誰がおばさんを作るのか?
世界の片隅でアメちゃんを配る
ジェーン・スー×岡田育 巻末特別対談
おわりに
文庫版あとがき