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集英社文庫
おんぶにだっこ
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あらすじ・概要
二歳になっても「あんた、いつまで飲む気だね」と言われながらも乳離れしようとせず、ニシキヘビに興奮し家にあったマムシ酒のヘビにうっとり。星が欲しくてしょうがなかった四歳は、その後あの「たまちゃん」と小学一年生の時に運命的に出会う──。人一倍ナイーブで、なぜかいつも悩んでいた幼年期。「まる子」以前のピュアな気持ちを初めて書き綴った、さくらももこの原点となる自伝エッセイ。
おっぱいをやめた日
指を切った時の思い出
ひらがなの練習
乳母車から見た景色
お嫁にいった育ちゃん
町のふしぎ
もらった人形
心の声
大規模な心配
盗んだビーズ
ヘビの思い出
フラダンスへの想い
窓のおばあちゃん
大失敗
古い顕微鏡
雲の中に入った思い出
家の改築
小さいツルの思い出
セキセイインコが逃げた
ジュウシマツ屋開店の夢
折りヅルの世界展を見に行く
たまちゃんとの出会い
上松君のランドセル
松永君をぶった
あとがき