書誌情報
集英社学芸単行本
日本の古典に学びしなやかに生きる
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著者
あらすじ・概要
日本の古典には今に通じる生き方のヒントがあります。――『方丈記』幸福は富にはない、心にあるのだ。よけいなものを捨てれば心は豊かになる。/『徒然草』大事なことを先延ばしにしてはならない。「ただ今」を大切にして次はないと思え。/『努力論』人と分かち合うほど福の量は大きくなり、人に愛され、運を上げることもできる。/『養生訓』長生きするためには何事もほどほどに。長生きしなければ人生の楽しみもわからない。/作家・加賀乙彦が人気のある古典を独自の視点で読み解き、そこに秘められたしなやかに生きるためのヒントを紹介する。古典の新しい魅力が浮き彫りに!
まえがき
第一章 『方丈記』で知る「この世」の住まい方
第二章 『徒然草』で考える「ただ今」の大切さ
第三章 『努力論』に見る「運」の上げ方
第四章 『養生訓』に学ぶ「長生き術」
あとがき
引用・参考文献