あらすじ・概要

精鋭軍10万、壊滅！　圧倒的兵力差で臨んだ戦の結末は、斉国を震撼させるものだった。亡国の危機に命運を託された孫ビンは、威王に策有りと進言。天然の要害・残灰ジンにて、全軍で狄軍を迎え撃つ以外に術なしと説き伏せる。だが、将軍・田忌の政敵・鄒忌の謀略によって弱兵3千のみを率いて出撃する事になり!?

カバー　1
目次　4
第二十二篇：緒戦[七]　5
第二十三篇：小人的理(小人の理)　29
第二十四篇：背死(死を背負いて)　55
第二十五篇：軍師的煩悩(軍師の苦悩)　79
第二十六篇：開戦　105
第二十七篇：啓戦端(戦端、開く)　131
第二十八篇：生的依据(生きるべき場所)　157
第二十九篇：慈祥策略(優しき策)　181
奥付　209