あらすじ・概要

《カバーイラストは『暗殺教室』『逃げ上手の若君』の松井優征先生！》19世紀後半はイギリスやフランスなどの列強が、世界のすみずみまでを争うように自国の植民地としていく“帝国主義”の時代でした。列強に遅れを取るまいと、ドイツでは首相のビスマルクを中心に国家の統一が達成され、ロシアやオスマン帝国でも近代化への改革が進みます。東アジアでは、いち早く近代化をなしとげた日本が大陸へと進出を始めました。勢力拡大する列強とそれを追いかける国ぐにが世界をどう変えたか見ていきましょう。

カバー　1
目次　8
ムンディ先生のまるわかり解説　10
地形と地名をチェック　この巻の舞台　12
第1章　イギリスの植民地政策　14
第1章のポイント▶イギリスが世界じゅうに植民地を持てた理由とは？　15
コラム　ヴィクトリア女王の生涯　52
コラム　イギリスに立ちむかったインドの人びと　53
コラム　フランスの植民地政策　54
第2章　ビスマルク体制　55
第2章のポイント▶ドイツ帝国の誕生とビスマルクの外交術とは？　56
コラム　オーストリアとドイツの関係とは？　90
コラム　イタリア統一への歩み　91
コラム　アルザス・ロレーヌ地方が重要な理由　92
第3章　ロシアの改革　93
第3章のポイント▶ロシア帝国の南下は凍らない○○○がほしいから？　94
コラム　ロシアはなぜ南下するの？　128
コラム　ナイティンゲールと赤十字　130
第4章　オスマンと東方問題　131
第4章のポイント▶オスマン帝国の近代化をはばむのは皇帝だった？　132
コラム　アフガーニーのパン＝イスラーム主義　170
コラム　西欧とアジアをつなぐオリエント急行　171
コラム　世界とつながっていた日本　和歌山沖で沈没したオスマン軍艦エルトゥールル号　172
第5章　近代化する日本　173
第5章のポイント▶日清戦争と日露戦争の勝利で日本は列強の仲間入り？　174
コラム　大日本帝国憲法の特徴　215
コラム　日本統治下の朝鮮半島　216
コラム　世界とつながっていた日本　移民を送りだしていた日本 〜日系移民の歩み〜　217
巻末コラム　もっとくわしく！　重要人物　218
ふかぼりジャーナル〔土木〕　全長約160km！　東西を結ぶスエズ運河　220
世界を変えた「モノ」11〔自動車〕　222
世界史ミニ知識　224
年表　226
重要用語さくいん　229
奥付　231
EXTRA PAGES　232