書誌情報
集英社単行本
「ふつうのおんなの子」のちから 子どもの本から学んだこと
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あらすじ・概要
本が大好きな生命誌研究者が、幼少期から親しんだ児童文学のヒロインたちから「ふつうのおんなの子」という生きかたを取りだし、その視点から見えてくる世界と可能性について魅力たっぷりに語る自伝的エッセイ。 【本書に寄せられた推薦文】(中川李枝子さん)あなたもわたしも「ふつうのおんなの子」。力と自信がわいてくる、うれしい本です! (阿川佐和子さん)「シアワセってこのことよね!」この本を読みながら、いったい何度叫んだことだろう。
私の中の「ふつうのおんなの子」
1『あしながおじさん』の女哲学者
2『長くつ下のピッピ』の自由な生きかた
3『やかまし村の子どもたち』のふつうを絵に描いたような日々
4おんなの子の戦争と平和
5少女時代に読んだ本
6『若草物語』の四人姉妹
7ケストナーと子どもの世界
8『モモ』の時間感覚
9『ハイジ』を取りかこむアルプスの自然
10『小公女』の語る力
11『赤毛のアン』を支える人々
12「虫めづる姫君」の観察眼
「ふつうのおんなの子」の未来に向かって
あとがき
主な参考文献