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集英社インターナショナル
山上徹也と日本の「失われた30年」(集英社インターナショナル)
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あらすじ・概要
山上徹也は、2019年10月13日から「silent hill 333」のアカウント名で、ツイッターへの投稿を始めた。そのツイートから見えてくるのは、人生を破壊された「宗教2世の逆襲」という表層的な理解にとどまらず、ロスジェネと呼ばれる世代に共通する絶望感、悲壮感であった。山上と同世代で、自身も宗教2世である政治学者・五野井と、『世界がもし100人の村だったら』などの著者で格差など社会問題に目を向け続けてきた池田が、それぞれの視点からツイートを精査、現代日本の重い問題をあぶり出す。
プロローグ 山上徹也の言葉をわたしたちは読まなければならない 池田香代子
第一部 五野井郁夫×池田香代子 新自由主義とカルトに追い詰められた“ジョーカー”のツイートを読み解く
第二部 山上徹也、あるいは現代日本の肖像 五野井郁夫
第三部 山上徹也ツイート全1364件 完全分析
◆山上徹也と日本の「失われた三〇年」 年譜
◆ツイートに見る 山上徹也が言及した作品リスト