書誌情報
集英社インターナショナル
ライチョウ、翔んだ。(集英社インターナショナル)
ご購入
著者
あらすじ・概要
半世紀前に絶滅したはずの中央アルプスに、突如1羽のライチョウが現れた。絶滅危惧種に指定されているライチョウを救わんと情熱を燃やすのが、信州大学名誉教授の中村浩志(76)だ。ライチョウの知られざる生態を解明し、木枠と金網で作ったケージでヒナと母鳥を守る「ケージ保護」を考案、動物園での人口飼育、卵やヒナのヘリコプターでの移送などを指揮、難題を次々に解決していく。新聞記者だった筆者が、早期退職してまで追い続けたライチョウ奇跡の復活劇。
序章
第一部 絶滅の危機
第一章 サルの襲来
第二章 研究者魂
第三章 神の鳥
第四章 鳥の気持ちがわかる
第五章 ライチョウの魅力
第六章 テレビ番組
第七章 ライチョウを増やす
第八章 飛来メス
第二部 復活作戦
第一章 幻の復活作戦
第二章 復活作戦スタート
第三章 雪辱の二年目
第四章 空輸作戦
第五章 半世紀ぶりの朗報
第六章 早期退職
第七章 動物園
第八章 野生復帰
終章
あとがき
ライチョウの略年表
主な参考文献