2024.02.15

シェア

知的好奇心を満たす、ラグジュアリーマガジン「T JAPAN」

T JAPAN

ニューヨーク・タイムズ社「T Magazine」の日本版

年4回刊行しているラグジュアリーマガジン「T JAPAN」は、全米で最も影響力のある雑誌のひとつ、ニューヨーク・タイムズ社発行の「T:The New York Times Style Magazine」(通称「T Magazine」) の日本版です。2015年の創刊以来、同社との信頼関係のもと、編集および日本版オリジナル記事の制作を集英社が担っています。プリント版は首都圏・関西圏でラグジュアリーファッションやカルチャーへの感度が高いエリアを中心に20万部を配布、その他の地域で閲覧を希望される場合は定期購読でお届けしています。ファッション、時計・宝飾はもちろん、アート、建築、旅、食、美容など、すべての記事に独自のスタイルを持ち、グローバルな視点で世界と日本の今を切り取ります。

「プラダ」、「ミュウミュウ」のデザイナー、ミウッチャ・プラダ氏ロングインタビュー/「T JAPAN」 2023年11月号より  Photograph by Collier Schorr

「プラダ」、「ミュウミュウ」のデザイナー、ミウッチャ・プラダ氏ロングインタビュー/「T JAPAN」 2023年11月号より  Photograph by Collier Schorr

美しいものや話題の出来事をそのまま紹介するのではなく、客観性と批評性を忘れず対象に踏み込むスタイルが米国版「T Magazine」の記事の特徴。ファッションやアートの記事の中にも、人種や性的マイノリティの声や、女性のエンパワメントなど、社会的な問題意識が盛り込まれています。確固たるジャーナリズム精神に裏打ちされた米国版からの翻訳記事は、「日本ではなかなか読むことができない」と毎号好評を得ています。

日本オリジナル記事の魅力は“ローカルを深堀りする”こと

AI時代の茶の湯の魅力/「T JAPAN」 2023年9月号より

AI時代の茶の湯の魅力/「T JAPAN」 2023年9月号より Photographs by Tamaeki Oshiro

一方、全体の半分以上を占める日本オリジナル記事では、日本国内の魅力的な場所や人、モノにスポットを当て、背景にあるストーリーを深掘りすることに注力しています。米国版のジャーナリズム精神を継承しつつも、「ローカルを知ってこそ、真にグローバルな視座を持つことができる」と考えているからです。

編集者は編集長を含めて4人。全員がファッション誌「non-no」「MORE」「BAILA」「SPUR」などでの豊富な編集経験を持っています。集英社の女性誌で培ってきた「おもしろいことをわかりやすく伝える」DNAを強みに、エンタテインメント性の裏に様々なメッセージをこめて、知的好奇心あふれる読者のニーズに適う特集づくりを行っています。

パリ・オペラ座バレエ団のエトワール、オニール・八菜がハイジュエリーをまとう/「T JAPAN 2023年9月号」より Photograph by Akinori Ito

パリ・オペラ座バレエ団のエトワール、オニール・八菜がハイジュエリーをまとう/「T JAPAN 2023年9月号」より Photograph by Akinori Ito

くるりと丸めて持ち歩ける手軽さ、そして長く手元に置いてじっくり読みたくなるような特別感──。
「T JAPAN」は、これからも情報価値の高いコンテンツを求める読者に向け、知的好奇心をくすぐる魅力的な雑誌を作り続けていきます。

一覧に戻る