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2025年度 内定者座談会
先輩たちの就活エピソードをチェック!
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内定者の 就活振り返り
就活スケジュールや筆記・面接対策の実体験、最新の就活データまで、内定者たちのリアルな就活実態を公開します!
内定者座談会
Crosstalk
先輩たちが、就活の経験を振り返る「内定者座談会」。今年は、2025年4月に入社予定の内定者のうち5人が集結!
自身が大切にしたことから、笑いあり涙ありのエピソード、そして後輩たちへのアドバイスまで、本音で語ってくれました!
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Aさん
少年・男性コミック志望
関東在住。理系大学院生。
院での研究と就活を両立。
学生時代は軽音サークルで幹部も経験。 -
Bさん
メディアビジネス志望
関東在住。文系大学を卒業。
2度目の就活チャレンジで内定。学生時代はお笑いサークルに打ち込んだ。 -
Cさん
少女・女性コミック志望
九州出身、関東在住。
文系大学生。出版社への入社を熱望して上京。マスコミ塾にも入り、準備を重ねた。 -
Dさん
少年・男性コミック志望
関東在住。文系大学生。
マンガ関連会社での長期インターンや大型書店でのアルバイト経験あり。 -
Eさん
ファッション誌志望
関東在住。美術大学生。
学生時代からクリエイターとして活動。起業を考えていたが、就活に方向転向。
みなさんは、いつ頃、どんな風に就活を始めましたか?
Aさん
僕が就活を始めたのは、修士1年の4月頃。先輩にアドバイスをもらって、早めにスタートしようと考えたんです。大学のキャリアセンターの講座で「いろいろな業界を見たほうがいい」と聞き、出版社を中心にしつつ、他の業界も視野に入れた活動を始めました。
Cさん
私は、出版社に入るのが夢で、そのために地方から東京の大学を受験したんです。具体的に活動を始めたのは、過去の採用HP「内定者座談会」ページを参考に(笑)、3年生の4月頃。6月頃からは、マスコミ塾にも通いました。念のため、夏までは他の業界もチェックしていましたが、その後は出版社に絞っていきましたね。
Dさん
僕が動き出したのは、3年生の7月頃でした。まずは、他の業界のインターンを受けてみたんですが、全然自分を出せなかった苦い思い出が。でも、結果的に向いていない分野がわかって、出版・エンタメ系に集中できたという意味ではよかったのかも。
Bさん
私は、じつは今回が二度目の就活。最初は3年生の夏に、SNSで流れてくる就活広告に急かされるように始めたんですが、その年はお笑いサークルの大会に情熱を傾けてしまって……。家族とも話し合い、就職浪人することに。本腰を入れたのは、4年生の夏でした。とくに有意義だったのは、OB・OG訪問。いまは情報が豊富な分、家に閉じこもって一人でネットばかり見ていると頭でっかちになりがち。アポを取って服装を整えて外に出て、実際に働いている方の生の声を聴くのはすごく大切だと感じました。
Eさん
私は、学生時代に力を入れていた活動で、起業したいと思っていたんです。美大に通っていることもあり、周りにもアーティスト志望の人が多く、就活はまったく意識していませんでした。でも、家族に「その活動はいつでもできるけれど、新卒入社はいましかできないよ」と言われて、3年生の10月頃に方向転換! そこからは、就活本を読み込んで付箋を貼りまくることから始め、全力で就活に打ち込みました。
続いて、エントリーした企業数や、ESを書く際に心がけたことを教えてください。
Eさん
私が本選考でエントリーしたのは、17社。ESは面接へのワンステップだと思っていたので、「なんかいいな」「会ってみたいな」と感じてもらえるように、“冒頭に注力すること”と、“簡潔にまとめること”を意識しました。感嘆符やカギカッコも盛り込んで、会話をしているような臨場感のある文章を目指したつもりです。
Aさん
僕は、10社くらいにエントリー。ESには、自分にしか書けないものを書こうと、複数の経験を掛け算して紹介するようにしていました。例えば「バンドをやっていました」という人は大勢いると思うけれど、「バンドをやってました、教育実習にも行きました」の2つになると、「人に何かを伝えるのが好きです」という自己PRの説得力が増すかな、と。
Bさん
私も、10社くらいに提出しました。ESは、たくさんの応募書類の中で目に留めてもらえるように、キャッチコピーをつけてから本文を書いたり、“結論→説明→結論”の順で書いたり。一度目と二度目の就活で大きく変わったのは、ESを周りの人に読んでもらったこと。自分では理解できるけれど、他人が読んだら意味不明、という文章になっていたこともあったので、客観的な視点でアドバイスをもらえたのはとてもありがたかったです。
Cさん
私がエントリーしたのは、出版社のみ5社。ESを書くうえで意識したのは、“他の人に負けないことを書く、ネットで調べた言葉で書かない、他の人に見てもらう”という3点。「これなら自分が一番!」ということについて、どんな経験をしてどう感じたか、だからどんな仕事をしたいか、を書けば、オリジナルのものになると思ったんです。書いたESは、マスコミ塾の人を始め、いろいろな年齢・性別・所属の人に添削してもらうように。ESが公開されてすぐに書き始めて、1項目ずつ埋めていき、時間をかけて練り上げました。
Dさん
すごい! 僕は、ギリギリ派。集英社のESも、前日の夜から締め切り直前までぶっ通しで書いて、15分前くらいに提出しました。個人的にはそのほうが燃えたんですが、本当は丁寧に進めて、しっかり見直しをして、余裕を持って完成させるのがベストですよね(苦笑)。僕が提出したのは、13社。出版・エンタメ系に多かった、クリエイティブ能力を問われるような項目に力を入れました。
Webテストや筆記試験のためには、どんな対策をしましたか?
Aさん
Webテストに関しては、いろいろな企業を受けるなかで実践を積み重ねた感じでした。筆記試験に関しては、アプリを使って漢字の勉強をしたり、ニュースをまとめた時事年表をつくって全項目について話せるようにしたり。対策が十分だったかはわからないけれど、「やれることはやった」という気持ちで臨めたのはよかったかな。
Eさん
それ、大事だと思う! 私の場合、起業から就活へとシフトしたとき、「Webテストがヤバい!」とハッとして(苦笑)。すぐに問題集を買い、3か月間、毎日兄に教えてもらって猛勉強。1日15分間でしたが、徹底的にやったことで自信がつきました。筆記試験では、普段から雑誌やSNSを見るのが好きだったのが役立ちましたね。
Bさん
楽しんで見ているものは、頭に入りやすいよね。私も、いつも以上に流行っているものへのアンテナを張っていました。大変だったのは、時事問題の対策。まったく出題の予想ができなかったので、文学やマンガの受賞作品とその作者名だけはしっかり覚えるように。
Cさん
私は、Webテスト対策としては、直前1週間くらいで参考書をチェック。筆記試験対策も、時事キーワードを詰め込んだくらいでした。勉強の時間は短かったと反省もありますが、ESと面接に力を入れようと思っていたので、バランスはとれていたのかも?
Dさん
僕も、勉強は不十分だったな。終了後は、「終わった……」とガックリきていました(苦笑)。とくに、漢字は難しかった! いまはタイピングに慣れてしまっているから、手書きする練習をすればよかったと後悔。ただ、ここでできなくても投げやりにならず、最後まで諦めずに取り組むことは大切だな、とも思います。
いよいよ最終関門! 面接試験に臨むうえで、大切にしていたことは?
Dさん
僕は、ESの深堀りです。ESに書いたことは何を聞かれても答えられるように、細部までイメトレ。最初のうちは緊張してうまくいかなかったので、何度も繰り返し練習を。友達と質問し合ったりすることで、だんだん自分らしく話せるようになりました。
Aさん
僕が心がけたのは、“正直に話すこと”。取りつくろわずに素の自分を見せようと考えていました。同時に、ポジティブな言葉で面白く話したほうがいいな、とも感じていて。面白さにも“fun”と“interesting”があると思うけれど、単に笑いを取るのではなく、僕という人間に関心を持ってもらうのを目標に。緊張はしましたが、バンド活動や教育実習、研究発表で、緊張することに慣れていたのはラッキーでしたね。
Bさん
私は、とにかく「会話を楽しもう!」と思っていました。「憧れの業界の方が、一学生の身の上話を聞いてくれるなんて貴重な機会!」と考えて、たどたどしくても熱意だけはアピール。面接で手応えを感じられなかったら、つぎは話題を変えたくなったこともありましたが、一貫性を大切に、軸はぶらさず内容をブラッシュアップしていきました。
Cさん
私は、面接前は入念に準備。面接中は、“笑顔、明朗快活、面接官に甘えない”という標語を掲げていました。声もテンションも低めなので、少しでも第一印象をよくできたら、と。話すのも得意ではないからこそ、面接官に聞かれたことだけに答えるのではなく、+αのリアクションをするように心がけていました。そして、面接後は必ず反省会。何を聞かれたか、どう答えたか、最善の答えは何だったかを書き出すことで、徐々に改善点が減っていったように感じています。
Eさん
私も、事前準備を重視して、前日にはとことん質問をシミュレーション。あとは、自分らしさを出せる環境を整えることも大事だな、と思っていて。私服OKの面接には、「今日の私、最高!」と思える洋服を着ていくように。当日は、「面接官を私のファンにさせちゃおう!」という意気込みで勝負しました(笑)。
最後に、ご自身の経験を踏まえて、就活を始める後輩へメッセージをお願いします!
Cさん
私が、就活で一番大事だと思うのは自己分析。好きなものや興味のあることのすべてに「なぜ?」と問いかけることで、自己理解も深められたし、面接もうまくいくようになった気がします。最初から最後まで、自己分析をし続けるのが就活なのかもしれませんね。それに、就活は“自分の興味を追求して、なりたいものになるための努力ができる期間”。もちろん不安を感じることもありましたが、そんなときは好きなアイドルや可愛い赤ちゃんの動画を見てリフレッシュ。いまとなっては、すべてがいい経験だったな、と感じています。
Dさん
確かに就活は大変だったけれど、その分、充実していたな。回数を重ねるにつれて、考えが整理できたり面接でうまく話せるようになったり、自分の成長も実感できました。途中で選考に落ちることがあっても自分を否定せず、「これも成長の糧」と前向きにとらえ続けることがカギなんじゃないかな、と思います。
Eさん
私は、就活、すごく楽しかったです! 自己分析で、自分という人間が明らかになっていくのが面白くて。企業研究も、好きなものをつくる立場になれるかもしれないと想像するとワクワクしました。出版社は狭き門だからと敬遠してしまう人もいるかもしれないけれど、受けてみれば可能性はゼロじゃない。後輩のみなさんには、「興味があるならとりあえずチャレンジしてみて!」と伝えたいですね。生活が就活一色になってしまうとキツいから、時には自分へのご褒美も用意して。私の場合は、面接の前日までスノボに行くなど、積極的に楽しむようにしていたのもよかったのかな。
Bさん
本当に息抜きは必要だよね。私にとっては、就活は苦しい時間が長かったです。とくに、就職浪人することを決めてからは、精神的に遊ぶ気分にもなれず。周りが内定のお祝い会や卒業旅行をしているのを見て、勝手に追いつめられたこともありました。私と同じように就職浪人している人がいるとしたら、妥協しない道を選んだことは素晴らしいことだから、「人より遅れたのではなく多くの経験をしたんだ」と胸を張って、明るく頑張ってほしいです!
Aさん
振り返ると就活は、ハードだった一方、好奇心が満たされた期間でもありましたね。僕は、秋頃に早期選考に落ちて“就活迷子”になってしまったんですが、その時に「学生なんだから、仕事の能力はみんな未知数。気持ちが一番大事なんだ!」と実感。それからは、好きなことに懸けてみようと、思いきって挑戦することができました。就活中は悩んだり迷ったりもすると思うけれど、そんなときは「できることは100%やる!」という意気込みで取り組むといいんじゃないかな、と思います。
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