育児・介護中の社員をサポート!
子どもから大人まで様々な人に向けて出版物をつくっている集英社。社員たちも年代、性別問わず、それぞれ個性や得意なことを活かして働いています。もちろんそのなかには、子育て真っ最中の人もいれば、家族を介護しながら働く人もいます。社員がもてる能力を発揮して活躍するためには、社内の環境整備も重要。すべての社員が安心して働けるように、集英社では様々な両立支援を推進しています。
Work-life Balance
育児・介護中の社員をサポート!
子どもから大人まで様々な人に向けて出版物をつくっている集英社。社員たちも年代、性別問わず、それぞれ個性や得意なことを活かして働いています。もちろんそのなかには、子育て真っ最中の人もいれば、家族を介護しながら働く人もいます。社員がもてる能力を発揮して活躍するためには、社内の環境整備も重要。すべての社員が安心して働けるように、集英社では様々な両立支援を推進しています。
社員インタビュー
ただ今
子育て中!!
A.R.
2019年入社以来、セブンティーン編集部に所属。
「yoi」の委員として、企画提案や記事執筆も。
2023年3月から2024年5月まで産休・育休を取得。双子の母。
私の仕事紹介
セブンティーン編集部でおもに女子高校生向けのコンテンツをつくっています。ファッション企画を担当することが多く、コンテンツ企画会議→打合せ→撮影→入稿という一連が誌面業務の中心です。最近はこれらに加えて、SNSや動画企画の編集・作成などの仕事もますます増えてきました。実際に女子高校生の読者に会って取材をしたり、ブランドの展示会をまわったり、撮影現場でモデルに話を聞いたりと、トレンドをいち早くキャッチできるようにアンテナを張り巡らしています。
産休・育休について
産休・育休をあわせて1年2か月ほど取得しました。産休に入る前も上司が仕事量を調整してくれたおかげで、無理することなく無事に出産できました。長い期間職場を離れるのは不安でしたが、育児に専念できたあの時間は何にも代えがたい人生の宝物になりました。
わが子は双子だったこともあり、子育ては想像以上に壮絶で、特に新生児期は授乳とおむつ替えと寝かしつけ×2人分がエンドレスで本当につらかったですが、夫と助け合って何とか乗り越えました。いまとなってはそれも良い思い出です。
子育てと仕事の両立について
復帰後は時短勤務で、10時から16時まで働いています。撮影などで帰りが遅くなってしまうときは、「ベビーシッター券(※)」を活用することもあります。子どもの急な体調不良や検診・予防接種などに振り回される日々ですが、「在宅勤務」や「フレックス制」などもフル活用して対応できています。ただ、制度以上に、子育てを理解してくれる上司がいることが本当にありがたく、とても恵まれた環境にいると感じています。
(※) ベビーシッター派遣事業割引券。企業主導型ベビーシッター利用者支援事業に基づく公的なベビーシッター補助制度。
起床 朝食、登園準備など
子どもを保育園に送る
自宅に戻り、家事&出社準備
出社、勤務開始
昼食。大体カフェラテとサラダです
勤務終了
子どものお迎え
子どもを遊ばせつつ夕食準備
子どもの夕食→お風呂
子ども就寝
その後自分たちの夕食・入浴後、残りの仕事と家事など
就寝
子どもが生まれてからは休日がより貴重な時間になりました。平日は保育園に預けている分、週末は子どもと一緒にたくさん思い出をつくりたくて、近所の公園で思いっきり遊んだり、動物園に行ったり、お花畑に行ったりとアクティブに過ごしています。おかげでオン・オフの切り替えがうまくでき、これまで以上に元気に仕事に向き合えるようになりました。
U.R.
2011年入社、宣伝部書籍宣伝課に配属。雑誌宣伝課を経て、2023年よりコンテンツ事業部コンテンツ事業課へ。育児休業は、雑誌宣伝課所属時の2022年年末~2023年1月まで取得。2児の父。
私の仕事紹介
コンテンツ事業部という部署で、集英社の作品をもとにしたイベントやグッズなどの企画・制作をしています。現在は「ジャンプ+」で連載中の『怪獣8号』を扱った展覧会「怪獣8号展」の展示内容の企画・制作をおもに担当しています。作品のことが好きで、且つ(コミックスなどに比べて)安くない入場料を払って展覧会に来てくれるお客さんに、どうしたら満足してもらえるだろうと考えながら、制作会社さんと展示プランを決めていっています。ちなみに部署内では一つの展覧会にも「プロデューサー」、「展示担当」、「広報宣伝担当」とそれぞれ役割があり、一人が複数案件の担当をすることが多く、私も別案件の広報宣伝を担当しています。
産休・育休について
第二子が生まれたタイミングで2022年の年末~2023年1月末まで、約1か月の育休をとりました。一人目の時は育休をとっておらず、今回は夫婦二人で見ることができるので、比較的楽かな?と思っていましたが、一人と二人では大違いでした笑。
ちょうど長女が3歳を迎え、自己主張が増えてきたタイミングということもあり、あっちをみてこっちをみての繰り返し。二人に増えて二倍、ではなく二乗の大変さでした。
育休を取り始めたのが、1か月検診を終えて外出ができるようになってきたころだったので、忙しいながらも、近所の公園を家族四人で散歩するなど、のんびり過ごすことができた時間はとても思い出深いです。
子育てと仕事の両立について
集英社は「フレックスタイム制」を導入しており、出勤時間の融通が利くので、朝の準備と子供たちの幼稚園、保育園への送りは自分の役割です。お迎え~夕食の準備などは普段は妻が担ってくれていますが、発熱などで急遽早い時間に子どもを迎えに行かなくてはならないときなどは、「在宅勤務」に切り替えて自分が迎えに行くこともあります。社内では、制度を活用したフレキシブルな働き方が浸透してきている印象なので、あまり気兼ねせずに制度を併用しながら働くことができています。
起床 朝食、登園準備など
子どもを保育園に送る
出社
部内会議、担当業務の進捗報告等
少し遅めの昼食、サッと済ませたかったので会社のすぐ裏のラーメン屋に
制作会社と展示企画の打合せ
展覧会で使用するイラストの選定・リスト制作作業
仕事をまとめて、一旦退社
帰宅後、子どもたちと入浴
寝かしつけが終わってからメールの確認作業など
自由時間、妻と1日のことを話したり、配信番組を楽しむ
就寝
平日の日中は子どもと過ごせないので、その分休日に家族でお出かけをすることが多いです。小さい子連れだと移動がなかなか大変ですが、昨年車を買ってから行動範囲が一気に広がりました。最近では「そろそろ家を買っても…」ということで、住宅展示場に通っていろいろと見て回っています。展示場では休日はファミリー層向けのイベントもやっているので、そちらで遊びつつ、帰りはショッピングモールに寄って買い物や外食をするというパターンが多いです。
集英社では産休・育休開始前および復職前に、本人・所属部署の上長・人事部の三者による面談の場を設けています。妊娠期間中の体調にはじまり、産休・育休の取得希望期間、復職後の保育状況や働き方など、社員一人ひとり事情は異なります。不安や心配事をきめ細やかにヒアリングして、産休・育休取得から復職までを円滑に進められるように体制を整えています。
2022年に産後パパ育休(出生時育児休業)が施行、男性の育児休業を後押しする動きが高まり、男性社員の育児休業取得者(予定を含む)や相談件数はさらに増えている状況です。取得期間は各社員の希望によって数週間から様々ですが、一定期間仕事を離れて子育てに専念することで、プライベートが充実し、それが仕事にも良い影響を与える側面もあるようです。
介護も社員によって抱えている事情が異なります。
仕事と介護を両立して、無理なく、不安なく働きつづけるにはどの制度を取得するのがよいか、本人と相談を進めていきます。