書誌情報
集英社オレンジ文庫
アルマジロと銃弾
著者
あらすじ・概要
住宅業界大手の九輝ハウジングに入社した、ふたりの新入社員。
意欲あふれる青沼洋祐、そしてちょっと不真面目な緒田謙伸。
入社式で知り合い仲良くなったが2年目になると、青沼は職場でのパワハラなどで鬱病となり休職し、謙伸は転職雑誌を愛読するようになっていた。
休職した青沼から引き継いだ一軒家を建てる仕事は、妻は前向きなのに刑務官の夫が何度も直前で反対して進まない。
そして社内では成約直前にライバル会社の帝国ホームにクライアントを奪われる案件が続出。
さらには条例違反の別荘を建てろという客まで現れて……?
社内に横行するパワハラ、噂される産業スパイ、そして厄介な客たち。
青年たちの人生の行方は?
気鋭の著者がおくる、サラリーマン・エンタメ小説!