書誌情報
集英社オレンジ文庫
アルマジロと銃弾
著者
あらすじ・概要
住宅業界大手の九輝ハウジングに入社した意欲あふれる青沼洋祐とちょっと不真面目な織田謙伸。ふたりは入社式で知り合い仲良くなったが2年目になると、青沼は職場でのパワハラなどで鬱病となり休職し、謙伸は転職雑誌を愛読するようになり…。青沼から引き継いだ一軒家建設の仕事は、妻は前向きなのに刑務官の夫が何度も直前で反対して進まず、社内では成約直前にライバル会社の帝国ホームに顧客を奪われる案件が続出。さらには条例違反の別荘を建てろという客まで現れて…。パワハラ、噂される産業スパイ、そして厄介な客たちに巻き込まれた青年たちの人生の行方は? 気鋭の著者がおくる、サラリーマン・エンタメ小説!
プロローグ
座右の書は、転職情報誌?
切り株の呪い?
産業スパイを捕まえろ!
昭和ロジック
夏海の残したもの
コードネーム「BC」現る!
こ、これが……、ハニートラップというやつですか?
桐野さんと一晩過ごすことに、なってしまいました!
それは、建築許可がおりません!
産業スパイ判明する!
ザイファスシティ最終プレゼン
謙伸、危うし!
青天の霹靂
犯行動機
作戦コード「アルマジロ」
アルマジロに撃った銃弾のように
エピローグ