サムネイル1
サムネイル2
サムネイル3
サムネイル4
サムネイル5
サムネイル6

書誌情報

集英社オレンジ文庫

双蛇の落胤濫国公主月隠抄

埋め込みコード(HTML)

※このコードをコピーしてサイトに貼り付けてください

著者

著者:氏家 仮名子装画:田村 由美

あらすじ・概要

草原の民・アルタナ族長の息子スレンは、濫国と草原双方の血を引く特殊な出自を持ち、次期族長として育てられた。周囲に望まれるまま族長の地位を継ぐことに疎ましさを感じていたスレンだったが、草原西方の氏族・ドルガが西の大国・干陀羅によって占領されたという報が入る。干陀羅の草原侵略に備えるべく、再び濫と協定を結ぶ使者として濫を訪れたスレンは、大河の中州に建つ寂れた廟で皇太子・光藍に出会う。かつて深く信仰された双蛇神を廃した『双蛇嫌い』の父帝に反発を抱く光藍とスレンは不思議と意気投合し、二人で祭の見物に出かけるが、祭の最中に光藍と瓜二つの顔をした少女が攫われる場面に遭遇し……。2022年集英社ノベル大賞〈カズレーザー賞〉受賞作、『双蛇に嫁す 濫国後宮華燭抄』の子世代を描く待望の続編!