書誌情報
集英社文庫
決定版 女人源氏物語 三
著者
あらすじ・概要
39歳の光源氏は、冷泉帝(藤壺との不義の子)により、天皇に次ぐ最高の地位を手にし、私生活では、広大な邸宅に紫上をはじめ、愛する女人たちを住まわせる。公私ともに栄華を極める彼だったが、ひとりの女人の登場で予想外の展開に――。千年の時を越えて読みつがれる華麗なる王朝絵巻「源氏物語」を、女性たちの声で描き直す「瀬戸内源氏」。本巻では年齢や立場、性格などさまざまな女人が登場し、「女性にとって真の幸福とは?」という現代に通じる問いに答える。※2023年12月に発売した集英社文庫を底本にしています。重複購入にご注意ください。
夕顔の侍女右近のかたる 玉鬘
玉鬘のかたる 蛍
夕顔の侍女右近のかたる 藤袴
近江の君のかたる 常夏
明石上のかたる 初音
紫上のかたる 梅枝
夕霧の乳母宰相の君のかたる 藤裏葉
紫上のかたる 双華
女三の宮の乳母のかたる 若菜
紫上のかたる 女三の宮