書誌情報
集英社インターナショナル
京大建築 学びの革命(集英社インターナショナル)
著者
あらすじ・概要
2020年、京都大学を退官した建築家の竹山聖。竹山が着任するまで、京大は日本中の組織に人材を供給してきたが、東大や早大に比べて建築家をあまり輩出してこなかった。そんな当時の京大で竹山研究室が行った教育は、それまでとはまったく違う、自由な個を育てるものだった。それは建築の驚きと喜びも伝えた。のちに京大は卒業設計日本一決定戦で3連覇を成し遂げ、第一線で活躍する多くの建築家たちを世に送り出すなど、京大建築の名を轟かせることとなった。この本は、「素晴らしい学生たちと出会い、多くの建築家や社会で生き生きと活躍する人材が出てくれた。(中略)そして私自身がほんとうに多くの刺激を受けた。学んだといってもいい。竹山研は、決して師から弟子への一方通行の場ではなかった」と回顧する著者の、いわばチャレンジの記録だ。
0旧約聖書のころ 第0世代 1992-93
1新時代の到来 第1世代 1994-96
2世界とつながる場所 第2世代 1997-2003
3文学的感性 第3世代 2004-07
4個性が花ひらく 第4世代 2008-11
5自由を謳歌して 第5世代 2012-20
エピローグ 問いを発し続けること
学生たちから贈られた言葉