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文学全集
完訳ファーブル昆虫記 第3巻 下
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あらすじ・概要
ハチは自分が産む卵の性を自由に出来るのか?ハナバチの一種は草の茎などの空洞に卵を孵す巣を作りますが、大きい巣からは必ず雌が、小さい巣からは必ず雄が出てきます。ハチは卵の性を産み分けている? その謎にファーブルが挑みます。
【目次】
12章 トガリアナバチ――カマキリを獲物とする狩りバチ
(標本図・カマキリトガリアナバチ)
13章 クシヒゲゲンセイ――幼虫が捕食性のツチハンミョウの仲間
(標本図・シェーフェルクシヒゲゲンセイ)
14章 食物の変更――代用食で虫を飼う
15章 進化論への一刺し――狩りバチの獲物と適応力
16章 蓄える食物の量に、なぜ差があるのか――雌バチには産む卵の性別がわかるのか
17章 ツツハナバチ――小部屋の大きさはどのように決まるのか
(標本図・ミツカドツツハナバチ、ミツバツツハナバチ)
18章 ツツハナバチの小部屋――雌雄の卵が産みつけられる順番
19章 ツツハナバチの産卵――卵の性を産み分ける雌
20章 ツツハナバチの卵――雌雄の産み分けは、なぜ起こるのか