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文学全集
完訳ファーブル昆虫記 第7巻 下
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あらすじ・概要
雄の蛾が暗闇でも雌のもとへ飛んでくる秘密
ある晩、ファーブルが室内で飼育していた一匹の雌のもとに雄の蛾が群がって飛びこんできました。どうして外の雄に部屋の中の雌の存在がわかったのでしょうか…。雄をひきつける物質が存在する?
【目次】
14章 クビナガハムシ――糞かつぎの幼虫
(標本図・アシグロユリクビナガハムシ)
15章 クビナガハムシと寄生者――習性は発達するのか
16章 アワフキムシ――風の神アイオロスの虫
(標本図・ホソアワフキ)
17章 ヨツボシナガツツハムシ――土の壺を裏返す
(標本図・オウシュウヨツボシナガツツハムシ)
18章 ヨツボシナガツツハムシの卵の鞘――親から受け継いだ糞の家
19章 アヒルの沼の思い出――水中の驚異の世界
20章 トビケラの幼虫――水中で鞘のような巣を造る
(標本図・キツノウスバキトビケラ〔幼虫〕)
21章 ミノムシ――鞘の中で雄を待つミノガの雌
(標本図・ヒトイロミノガ)
22章 ミノムシの鞘――ミノガの幼虫の蓑造り
23章 オオクジャクヤママユ――雄を呼ぶ知らせの発散物
(標本図・オオクジャクヤママユ)
24章 チャオビカレハ――雌の残り香に集まる雄
(標本図・チャオビカレハ)