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文学全集
完訳ファーブル昆虫記 第10巻 下
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あらすじ・概要
刊行開始から12年。博物学の不朽の名著、遂に個人完訳完結! 80歳を超えたファーブルが、幼年時代や高等中学校(リセ)当時の思い出をつづる、全221章のなかでも指折りの感動的なエッセイも掲載。
【目次】
14章 キンイロオサムシ――“庭師(ジャルディニエール)"と呼ばれる虫の食物
(標本図・キンイロオサムシ〔雌〕)
15章 キンイロオサムシの結婚――捕食者の繁殖生態
16章 ミヤマクロバエの産卵――雌が卵を産みつける場所
(標本図・ミヤマクロバエ、ハイイロニクバエ)
17章 ミヤマクロバエの蛆虫(うじむし)――額(ひたい)の瘤(ヘルニア)で地中から脱出する新成虫(しんせいちゅう)
18章 コマユバチ――ハイイロニクバエの天敵
(標本図・ハエヤドリコマユバチ)
19章 幼年時代の思い出――ハシグロヒタキの青い卵
20章 昆虫ときのこ――虫が食べるきのこは安全なのか
(標本図・ウラベニイグチ)
21章 忘れられぬ授業――化学という学問の素晴らしさ
22章 応用化学――さあ働こう(ラボレームス)!
23章 ツチボタル――雌雄(しゆう)で異なる形態
(標本図・ヨーロッパツチボタル〔雌・雄〕)
24章 キャベツのアオムシ――栽培植物とチョウとその天敵
(標本図・オオモンシロチョウ〔成虫・幼虫〕、アオムシサムライコマユバチ)
訳者あとがき
年表