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集英社オレンジ文庫
神招きの庭 2五色の矢は嵐つらぬく
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あらすじ・概要
神に抗い、国を護れ。神鎮めの少女の古代和風ファンタジー!
兜坂国の斎庭(後宮)は、神を招き、もてなす場。
ここでは神々は実体を持ち、人の営みに介入する。
自然の恵みを人に与える反面、気まぐれに国を滅ぼすこともある。
古代女王の末裔で、神命に逆らう力を持つ綾芽は、滅国の危機を救ったため、春宮(東宮)の二藍の妃となった。
王弟の二藍は、人でありながら神の性質を持ち、心術を操る“神ゆらぎ”と呼ばれる存在。
人と交わることができず、常に孤独を抱えていた。
二藍と深く想い合うようになった綾芽は、二藍を人に戻す方法を探していた。
そんなとき、隣の大国・玉央の神が兜坂国に凶作をもたらす神命を下す。
玉央は、厳格な「理の神々」を利用して兜坂国を乗っ取ろうと画策していた。
災厄を前に綾芽と二藍がとった策とは……。
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綾芽は、親友の死の真相を探るため斎庭に出仕した。
そこで綾芽の運命を大きく変える事件が……!?