書誌情報
集英社オレンジ文庫
十番様の縁結び 3神在花嫁綺譚
著者
あらすじ・概要
「真緒を譲ってほしい、と言ったら?」相思相愛夫婦に割り込む影——!?
重版続々、和風シンデレラロマンス第三弾……!
真緒は終也と共に、雪に閉ざされた二上の領地《白牢》を訪れる。二番様を有する二上家の当主から十織へ、病床の妻のために死装束を織ってほしいと依頼があったのだ。妻を想っての依頼だが、当の本人はこれを頑なに拒否している様子……。真緒は、持ち前の真実を見抜く瞳と真っ直ぐな心で、夫婦が互いに納得できる方法を懸命に探っていく。真緒の身を案じながらも見守り、深い愛で支える終也。
同じころ、《悪しきもの》に負わされた傷を癒すため、白牢に逗留している先客がいて——!?