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集英社オレンジ文庫
神招きの庭 5綾なす道は天を指す
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あらすじ・概要
理不尽な運命に逆らえ。
古代和風ファンタジー、緊迫の第5巻!
神鎮めの儀で左腕を失い、命を落としたはずの二藍が、生きていた。
二藍が死んだと証言した綾芽は、「二藍」によって虚言の罪でとらえられ、幽閉されてしまう。
何者かが二藍に成りすましているのではないかと疑った綾芽は、尚大神の助けを借りて脱獄し、仇敵である八杷島の神官・羅覇に協力を求めた。
羅覇もまた、窮地にある八杷島の王太子を救えるのは「物申」である綾芽だけと知り、綾芽に救いを求めていたのだ。
一方、斎庭に現れた二藍は、大君の退位と祭祀の返還を迫って反乱を起こした。
その身に傷はなく、失ったはずの腕も元通り動いている。
これは果たして本物の二藍なのか。
そして、その暴挙の真意は……。
【神招きの庭】シリーズ 好評発売中!
兜坂国の斎庭(後宮)は、神を招き、もてなす場。
実体を持つ神々は時に豊穣と繁栄を、時に恐ろしい厄災を国にもたらす。
親友の死の真相を探るため斎庭を訪ねた綾芽は、偶然神を鎮めたことで、王太子の二藍の女官に取り立てられた。
この出会いが、国の運命を大きく変えていくことになるとも知らず……。